いつの間にか身に着けてしまった、癖。
「個性的」であるうちは良いけれど、度が過ぎるとただの「厄介者」になってしまいます…
自分では快適で楽なものだと思っていても、それが身体にとって負担のかかるものであったり、効率の悪いものだったり…
例えば、台所で包丁の持ち方・構え方をちょっと変えると、肩・全身に入った無駄な力が抜け、野菜にスッと包丁が入っていく。
身体が楽になるだけでなく、切られた野菜も繊維がつぶされることなく、シャキシャキで、出来上がった料理もぐっとおいしくなる。
癖のある歩き方・座り方・立ち方、間違ったエクササイズなどで繰り返される不自然な動作は、身体の機能を制限したり痛みや障害を引き起こす原因となります。
さらに、その動作で得られる結果は、パフォーマンスも低く、身体だけでなく心も疲労してしまうことに…
いったん痛みが生じると、その個所をかばい、不自然な動きを生んでしまいます。
そして、その不自然な体の動かし方が、自分にとっての「心地よい姿勢」を維持することを妨げ、また、それに慣れるとともに本来の「心地よい姿勢」を忘れて行ってしまいます…
身体のそれぞれのパーツが本来の機能を回復し、すべてが協調して働くことができれば、自然な動きを取り戻し、心地よい姿勢を、さらには心地よい自分を手にすることができます。
さぁ、自然な動きを取り戻しましょう!