オステオパシーとは

オステオパシーとは、アメリカのアンドリュー・テイラー・スティル医師によって創設された、人間の持つ「健康を維持する能力」を基礎とした自然医学です。
一般的によく行われる治療は、病気や症状に着目し、それに対して何かをして取り除こうとしますが、オステオパシーは、病気や症状ではなく、人間の持つ健康の力(自然治癒力)に着目して施術を行います。
人間には、自己を調節する能力があり、それを正常に保つことができれば、病気を予防することも治療することもできるのです。
「健全を見つけなさい。病気はだれでも見つけることができる」
スティル医師のこの言葉は、本当の健康と治療の深遠さを表した、オステオパシーの哲学です。

バイオ・ダイナミクス/バイオ・エナジェティック・オステオパシーとは

医療システムの近代化とともに、どこか置き去りにされてしまった「オステオパシーの哲学」。その原点に立ち返り、さらなる探求に挑んだジム・ジェラス医師により理論・体系化された治療法が、バイオ・ダイナミクスです。
人体を一つのユニット(身体・心・魂)としてとらえ、身体の構造と機能に対して働きかけることにより、自然の法則に則って、その人自身が持つ力で治癒に向かう過程をサポートします。
ジム・ジェラス医師の没後、後継者であるトム・シェーバー医師が、独自の理論を加え、新たに体系化しなおしたものが、バイオ・エナジェティック・オステオパシーです。